About

日向敏文

 1955223日、東京都大田区生まれ。1973年に学習院高等科を卒業後渡英。サレー州ファーナムのオートバイ会社でアルバイトをしながら生活をする。757月に、アメリカのウィスコンシン州アッシュランドのノースランド・カレッジに入学。キーボーディストとして、地元のブルース・バンドやビッグ・バンドに参加するなど、本格的に音楽活動を開始。768月には、ボストンのバークリー音楽大学へ転校。788月には、ミネソタ州立大学(University of Minnesota -Duluth)の外国人奨学金を獲得して、同校音楽部へ転校。以降4年間に渡って、クラシカル・ピアノを専攻し、理論、作曲、オーケストレーションを学ぶ。自己のリサイタル、歌曲や独奏楽器の伴奏、室内楽、オーケストラなど、音楽全般にわたり活動。82年には、同大学卒業ののち、ミネソタで音楽家としての活動を開始。 

  85年に、1stソロ・アルバム『サラの犯罪』をアルファレコードからリリース。続けて、86年には、2ndアルバム『夏の猫』と、3rdアルバム『ひとつぶの海』をリリース。87年に4thアルバム『ストーリー』をリリースしたのち、88年には、初のピアノ・ソロ・アルバム『アイシス』をイタリア、ローマで録音、リリース。その後もコンスタントにソロ・アルバムを制作した。91年には『東京ラブストーリー』の劇伴を担当。『東京ラブストーリー オリジナル・サウンドトラック』は、ドラマ・サントラとしてはオリコン・アルバムチャート最高第5位となる異例のヒットを記録する。本アルバムのヒットから、以降ドラマのサントラが発売されるのが恒例となった。93年に手掛けた、NHK連続テレビ小説『ええにょぼ』の主題歌「幸せになるために」(歌:中山美穂)は、オリコン・シングルチャート最高第4位を記録。年末には『第44回NHK紅白歌合戦』で披露された。97年に手掛けた『ひとつ屋根の下2』の挿入歌「ひだまりの詩」(歌:Le Couple)は、オリコン・シングルチャート第1位を記録、180万枚のミリオンセラーとなる。1997年のオリコン年間ヒットチャートでも第3位となり、同年の日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。
 ほか、『愛という名のもとに』(92年)、『チロルの挽歌 高倉健主演』 (92年)、『ひとつ屋根の下』(93年)、『陽のあたる場所』(94年)、『妹よ』(94年)、『いつかまた逢える』(95年)、『ひとつ屋根の下2』 (97年) 、『彼』 (97年) 、『ブラザーズ』(98年)、『モナリザの微笑』(2000年)、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09年)など多数のドラマの音楽を担当。また、松たか子、佐藤奈々子、Le Couple、竹内結子、中山美穂、KOKIA、ダイアナ ロスなどに楽曲提供、トヨタ、コカ・コーラ、資生堂、アサヒビールなどの多くのCM音楽など、多岐に渡って活躍している。近年では、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』 、 NHKドキュメンタリー番組などの、ドキュメンタリー番組の音楽を多数担当、管弦楽、室内楽などの音楽も多数作曲している。他に、バイオリンとピアノによる曲”Reflections” 及びアルバム “Reality in Love”は配信でそれぞれ4000万、5000万ストリーミングを超えるインストとしては異例のヒットとなっている。

Photo by Daijiro Yoshimura